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家本 誠(いえもと まこと) - 弁護士紹介

家本 誠(いえもと まこと) - 弁護士紹介

自己紹介・メッセージ
弁護士に事件の御相談をされた方や具体的に事件を御依頼された経験を持たれる方は、きっと少ないと思います。そのためご自身が当事者になった時、大きな不安を感じ、自分が納得のいく解決を目指したいと誰もが考えられると思います。

事件の御相談や御依頼の際には、ご自身が事件で悩まれていること、不満に思っていること、どのように解決をしたいと考えられているのか、何でも一緒にお話をしてより良い解決を目指したいと思います。特に交通事故、労働災害、医療事故等では、精神的にも非常に苦しい状況に追い込まれる場合があると思いますので、十分な時間をとって相談に応じたいと考えています。

また負債の問題で悩まれている個人や会社の経営者の方も、きっと多いことと思います。しかし解決できない負債の問題はきっと少ないと思いますので、色々と心配される前にまずは相談に来てみて下さい。

相談に来てみて良かったと思えるような、そんな弁護士でありたいと思っています。

経歴

1965年8月6日生まれ
1984年静岡県立静岡東高等学校卒業
1984年早稲田大学法学部入学
1988年早稲田大学法学部卒業
1993年司法試験合格
1997年弁護士登録(49期)

役職

  • 静岡県医療安全相談窓口運営協議会委員
  • 静岡県弁護士会消費者問題委員会委員(平成16年、17年度委員長)
  • 静岡県弁護士会司法支援センター委員(平成20年、21年度委員長)
  • 日本司法支援センター静岡地方事務所扶助審査委員(平成21年度審査委員長)
  • 平成21年10月から平成24年3月迄日本司法支援センター(法テラス)静岡地方事務所副所長
  • 平成24年度静岡県弁護士会静岡支部幹事長
  • 平成25年度静岡県弁護士会副会長
  • 平成25年7月から静岡県立こども病院倫理委員会委員
  • 静岡市感染症診査協議会委員
  • 財団法人日弁連交通事故相談センター静岡県支部審査委員
  • 静岡境界紛争解決センター(ADR)調停員
  • 静岡大学人文学部非常勤講師(平成13年、14年度)
  • 静岡大学法科大学院非常勤講師(平成19年、20年、21年度)

その他

  • 静岡医療事故研究会、静岡県交通事故被害者弁護団などに所属

経歴・弁護士としての思い

私は、静岡市生まれですが、幼稚園の年少から中学校卒業までは、父親の仕事の関係で島田市の六合で過ごしました。そこで過ごした思春期は今でも私にとっては本当に楽しく懐かしい思い出ばかりです。当時の六合中学校は現在の東海道線の六合駅の南側にある古い木造校舎でした。今ではその校舎の面影は残っていませんが、当時のグランドにあった大きな樹木が今でも同じ場所に残っています。仕事や友人との飲み会で六合に行くときには、その樹木や学校の隣にあった神社を見ると、当時の光景が目に浮かびます。

父親の仕事の関係で、高校は静岡市に来ましたが、高校受験の際、丸刈りの坊主で学生服を着ていた私にとっては、同じ教室で受験をしたブレザー姿の静岡市の安東中学の生徒や自由な服装をしていた静大付属中学の生徒にショックを受け、それだけで受験を失敗しそうでした。静岡の中でも安東中学や付属中学は都会的な学校ですが、田舎から出てきた私にとっては、同じ中学生とは思えないような大人びた姿にショックを受けたことを今でも覚えています。

大学は法学部に進学をしましたが、明確に弁護士になるという目標で法学部を選択したわけではなかったのですが、自由な雰囲気の大学生活の中で、何か漠然と弁護士に対する憧れのようなものが芽生えたように思います。弁護士になりたいとの思いは強かったのですが、司法試験の受験では何度も失敗し、ダメかもと諦めかけたときもありますが、周りの支えによって何とか合格することができました。私はギャンブルのような賭け事は苦手ですが、この司法試験の受験が私にとっては一番大きなギャンブルであったと今でも思っています。そんな大きなプレッシャーを乗り越えて試験に合格したためか、弁護士になった後も時々司法試験の夢を見てうなされることもありました。自分が失敗や挫折を何度も経験したことがあるからか、失敗をしても頑張っている人を見ると、やはり心から応援をしたくなります。

弁護士になってから20年以上が過ぎましたが、自分が弁護士に憧れて、いざこの仕事に就いてから、どれほど自分が思い描いていた仕事ができているのか、時々この年になり考えることがあります。日々の事件に追われる中で、本当に弁護士としてやるべきことをしているのかと思うこともあります。弁護士は、人権を守り、社会正義を実現することが使命です。偉そうなことばかりは言えませんが、少しでもこの使命を達成したいと考えています。そのためにプロボノ活動(公益事業、公益の法律家の活動)にも少しは貢献をしたいと考えています。私自身、弁護士会の活動や法テラスの活動、また公的組織の委員などの活動をしていることも、このような思いからです。

依頼者の方が、困った時に弁護士を信頼して頼って頂けるのは、弁護士としての社会的な活動が基盤にあるからだと思っています。そのような信頼に応えることができるように、今後も微力ではありますが、プロボノ活動を引き続き行っていきたいと思っています。

趣味

私の趣味は読書と旅行です。好きな作家は、帚木蓬生、有川浩、白石一文、黒川博行、荻原浩、ジェフリーアーチャーなどです。自分で経験できることは本当に少ないですが、本を通じて色々な疑似体験ができることが本を好きな理由です。法廷サスペンスや弁護士などを主人公にした小説は、読んでいると何となくケチをつけたくなったり、現実的なことを考えたりして、ストーリーを楽しむことができないので、ほとんど読むことはありません。

本が好きな割には、一度読んだ本を再び購入して、途中になってから何となくストーリが見通せるなどと思っていたら、以前に購入した本だったということは何度かあります。

読書以外に好きなのは、旅行です。あまり旅行に行く時間はありませんが、夏休み、正月、ゴールデンウィークなどは、可能であれば旅行に行きたいと思っています。特に東南アジアの国々が好きです。ヨーロッパには行ったことがそもそもありませんので、ヨーロッパと東南アジアを比べて、東南アジアの良さを伝えることはできませんが、やはり旅行のコストが割安であることと、活気を感じることです。旅行での楽しみの一つに、食事がありますが、安くていろいろと珍しい食べ物を味わうことができるのも最大の魅力だと思っています。強く印象に残った場所としては、①ミャンマーのバガン遺跡、②カンボジアのアンコールワット遺跡群、③ラオスのルアンパバーン等があります。特にバガン遺跡は、世界遺産には登録されていませんが、数キロの範囲に多数の遺跡が散在している光景は圧巻です。世界遺産に登録されるには、いろいろな条件があると思いますが、その条件を満たしていないとしても、数多く存在する仏塔を自転車や電動バイクを借りて一日中走りながら見ていても全く飽きません。またミャンマーの人は親切な人が多くて、その点も安心して旅行できる良い場所だと思います。この点はカンボジアのアンコールワット遺跡群も同じだと思います。

ラオスのルアンパバーンは、心安らぐ場所という感じです。小さな町ですが、町全体が世界遺産として登録されています。早朝の托鉢を見ると、人々から僧侶がいかに尊敬されているかが分かります。そんな様子を見て心が洗われる気持ちになります。また町の中心部では夜になると露店が開かれますが、ラオスの人たちには商売熱心な様子は全くありません。露店の商品を手に取っても、それを勧めるようなことはほとんどなく、静かに観光客を見守っているだけです。そんな姿を見ると、とても「まけてください。」などと言えません。客引きが煩わしくて嫌だという方には、お勧めな場所です。

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